遠くへ出掛けることができない時には、それぞれの地域のこだわり食材で、丁寧に手作りしている食べ物などを取り寄せてみます。
無農薬・無肥料栽培の農産物を扱っている「自然派きくち村」から取り寄せた品々
熊本県菊池市は阿蘇外輪の麓に位置し、かつては「九州の小京都」とも呼ばれ、平安から室町時代に渡って九州の政治と文化の中心地として栄えた地であったそうです。
「自然派きくち村」では、菊池市隈府にある「渡辺商店」が無農薬・無化学肥料栽培で農業を行っている周辺の農家の方たちと提携し、安心な米や野菜、肉、卵などを取り揃え販売をしています。
提携している農家の方の中には、無農薬・無化学肥料を超えて、全く肥料を使わない自然栽培で農作物を育てている方もいるようです。
味噌2種、そして阿蘇郡産山村の「明石農園」のこんにゃくと豆腐
こんな歯ごたえのあるこんにゃくを食べたのは初めてです。
豆腐もしっかりしめ固められています。最初はその食感に戸惑いましたが、食べ進むうちに慣れていきました。
この豆腐、例えば味噌漬けにすると、チーズのような食べ方もできるかもしれません。
「明石農園」では、天然酵母パンも焼いています。
ここのパンは、すぐに売り切れてしまうようなので、ここに書くべきか迷いました。
でも、小さな小屋の写真、そしてパンづくりの写真を見ると誰もが癒されるような気がし、紹介することにしました。
これらの写真を見ていると、朝NHKのテレビから流れる曲の歌詞を思いだしてします。
「はしっても あるいても 地球のスピードは おなじです ~
あせっても のんびりでも ちゃんと あしたは くるんです~ 」
兵庫県西宮から取り寄せた「ameen’s oven」の天然酵母パン
自然の恵みがたっぷりです。
はしばみとなつめの黒パン
■原材料■
国産小麦・ライ麦粉、酵母、自然塩、有機ヘーゼルナッツ・デーツ
ヴィジュアル的なこだわりも感じさせます。カットする前の姿はもちろん、カット断面の具材の配置のバランスの良さをご覧ください。
どのパンも、目や舌だけではなく、体全体を喜こばせてくれるような気がします。
(写真撮影 2012年11月26日と12月1日) 塚田眞樹子建築設計