笠間市の陶炎祭(ひまつり)

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2012年 5月 16日
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関東の二大陶磁器産地のひとつ笠間は、笠間焼を中心にしたイベントでまちおこし。陶炎祭はゴールデンウィーク期間のイベントです。

 
 
 


石神井プリーツの住まい手である森島さんから、「茨城県笠間市の陶器市が今年もゴールデンウィークに開催されます。」と連絡が入りました。

「行きますとも!」と、渋滞覚悟で出掛けました。

車の渋滞はそれほどでもなかったのですが、お祭り会場での人の賑わいに圧倒されました。

 
 
 


茨城県の笠間焼産地と栃木県の益子焼産地は、県境となる八溝山系をはさんで隣接しています。 益子焼の方が知名度はありますが、益子焼のルーツは笠間焼といわれているようです。

確かに、益子焼との共通性も感じます。

 
 
 


笠間焼は、芸術性重視の器が多い?

調べたところ、
笠間焼産地の歴史は、安永年間(1772~1780)に信楽の陶工長右衛門の指導により箱田村(現笠間市箱田地区)の久野半右衛門道延が陶業(とうぎょう)を始めたのがはじまり。

大正時代以降、益子が民芸品の産地になると笠間もその影響を受け、さらに、1960 年代の民芸ブームでは笠間焼は益子焼に接近し、類似性が増したようです。

しかし、戦後のマーケットの激変に対応する過程で両産地はそれぞれ別の道を歩みはじめました。

益子は多様さの中にも民芸派の影響が強く残る生活の器が多いのに対し、笠間の作風は多様で芸術志向が強くなっているようです。

 
 
 


「陶炎祭(ひまつり)」は、もともと作家の遊び心から出発したイベントだったようですが、現在では笠間市の重要な観光資源になっているようです。

確かに、雨まじりの天候にも関わらず、大勢の人で賑わっていました。

作家が出店する飲食店も多数あり、祭りの雰囲気を盛り上げていました。

 
 
 


ついつい、このような「やきもの」を引き立てるディスプレイに興味がいってしまい、肝心の「やきもの」を見いだす時間がなく帰ってきました。

次回は、是非見いだしてきたいと思います!

 

(写真撮影 2012年5月) 塚田眞樹子建築設計